アクアリウム用語基礎知識です。
これであなたも、立派な(?)アクアリストになれます。
PH(ペーハー、ピーエイチ)
pHの読みはピーエイチ(英語読み)、またはペーハー(ドイツ語読み)です。
中性はpH7.0です。
水素イオン濃度指数
pH(ペーハー、ピーエイチ))とは、
水素イオンの濃度のことで、酸性、アルカリ性の度合いを示す値です。
低いと酸性<中性(7.0)<高いとアルカリ性
となります。
熱帯魚のほとんどは弱酸性から中性および弱アルカリ性の水に棲んでいます。
魚の種類によって、適性のpHがあります。
・アフリカン・シクリッド (弱アルカリ性)
・ネオンテトラ・コリドラス(弱酸性)
ですが、
熱帯魚が元気な場合に無理にpHを変える必要はないでしょう。
pHに関して、注意しなければいけないのは、
急激なpHの変化です。
pHの異なる水で大量に水替えをおこなったり、
いきなりpHの異なる水槽内に移したりすることです。
急激なpHの変化は、「pHショック」と呼ばれ
短時間あるいは数日間のうちに死に至ってしまう場合もあります。
pHが1違うということはとても大きなことです。
pH7からpH6に数字が1下がると水素イオン濃度は10倍になります。
pHが2下がると水素イオン濃度は100倍になります。
pHを測定しておくと、水合わせの目安になるでしょう。
ただし、pHが同じだったからといってすぐに急激に混ぜてよいということにはなりません。
水の中に含まれる様々な物質の量は異なるので、慎重に水合わせをおこないましょう。
また、普段から自分の家の水道水のpHを知っておくと、
水替えの時、あるいは自分が求める水槽環境を作る時によい指標となるでしょう。
テトラテスト 試験紙ペーハー
製造元:ドイツ テトラ社
テトラテスト ペーハー トロピカル
製造元:ドイツ テトラ社
ちなみに、
アクアリストがpHを「ピーエイチ」ではなく「ペーハー」と呼ぶことが多いのは
商品名に「ペーハー」とあるからなのです。
日本では1957年にpHのJISを制定する際に読みがピーエイチと定められ、
現在の法令およびJISではピーエッチと定められているが、
ペーハーの読みも年配者を中心に依然用いられる事が多い。
(ウィキペディアより)
熱帯魚(さかな)は愛情と知識を持って飼育すると、
とても美しく、とても愛嬌がある家族になります。
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